家庭内LAN インターネットサーバー
ホームシステムに興味を持っており、それについての調査、学習、実際の
システム構築例です。どんどん変わっていきます。
従って、内容を動作確認したものではありませんので、悪しからず。
ホームインターネットサーバーシステムの構成、機能です。
●家庭内LANのインターネット接続方法
−インターネットサーバーの立ち上げ
■必要各種サーバー
ーこれらは専用のマシンを容易するのが普通。一台で可。
・DNSサーバー
IPアドレスとドメイン名の対応づけを行う。
・メールサーバー
メールのサーバー
・WWWサーバー
いわゆるホームページサーバーで、グローバルアクセス可能なホームページ
を格納して置くサーバーです。
・PPPサーバー
ダイアルアップ機能
■サーバー用マシン
・Windows−NT
・UNIXワークステーション
・PC用UNIX
フリーUNIXがあります。お金のない人と勉強したい人用。
Linux、FreeBSD
また、NTに比べてコンパクトです、しかしキャラクタベースとなります。
■接続方法
−セキュリティを考えると大きく3つの方法がある。
A方式 ホームLANシステムをルーターで直接接続。
・ドメインネームサーバーをグローバルにする必要があるのでグローバルIP
アドレスを割り付ける。従って、接続されているPCはすべてグローバルI
Pアドレス割付となる。ルーターの設定はLAN型接続。
・グローバルIPアドレス割付をDHCP機能利用も可能。
・外部からWWWアクセスがホームLANを使用し、トラフィックが増加。
・全てのホストが見えてしまう。(プリンターサーバーも)
A1方式 ホームLANシステムをインテリジェントルーターで直接接続。
・インテリジェントルーターで、グローバルIPアドレスとローカルIPアド
レスの混在システムを構築。
グローバルIPアドレスはルーターと各種インターネットサーバー。
ルーターには、ローカルIPアドレスも割り付ける。
ローカルホストはローカルIPアドレスを設定しても良いし、ルーターの
DHCP機能を使えばIPアドレスの設定が不要。この選択はホストの設定
で可能。
ローカルホストはルーターのNAT機能でインターネットにアクセスする。
・外部からのWWWアクセストラフィックは変わらないが、ローカルホストは
外部へ見えなくなる。
B方式 A方式+ホームLANシステムとサーバーをルーターで分離して接続
・外部サーバーにグローバルIPを割り付け、内部はローカルIPを割り付け
る。
・外部サーバー、ルータが追加必要
・また、ローカルとグローバル用の二つのDNSが必要。PROXY?
・具体的には????
C方式 A方式+ホームLANシステムとサーバーをファイアウォールで分離して接続
・外部サーバー、ファイアウォールが追加必要
・具体的には????
●DNSサーバー
■DNS(ドメインネームサーバー)の機能
1 ドメイン名をIPアドレスに変換する。
・クライアントPCが要求したURLが、設定されているDNSサーバー内にあれば、
そこでIPアドレスに変換される。
・なければ、そのDNSサーバーは上位のDNSサーバーに問合わせをする。
一番上位のDNSサーバはJPNICにある。
2 変換されたIPアドレスを元に、そのWEBサーバーから指定のホームページを
ダウンロードする。
3 そのホスト名とIPアドレスをキャッシュファイルに保存し、次回はそれを使用する。
・DNSサーバーは1台目のプライマリーDNSサーバーが故障した時の為に、
2台目のセカンダリーDNSサーバーが必要。
・プライマリーDNSサーバーからは、設定時間間隔毎にデーターがセカンダリーDNS
サーバーに送られ、同じデータになるようになっている。
■DNS(BINDソフト)の構成
1 BINDのゾーン管理
・バインドはゾーンでドメインを管理。
・正引きゾーン ホスト名からIPアドレスを探す。
・逆引きゾーン IPアドレスからホスト名を探す。
2 BINDの設定ファイル構造
・ゾーン名定義 ゾーン名の設定、そのゾーン定義ファイル名の設定。
・ゾーン定義ファイル ゾーンの定義。
・レコードの種類
・SOA ゾーン全体の定義。管理者アドレス、セカンダリーDNSサーバー
へのコピー転送頻度など。
・NS 本ゾーンのネームサーバーのアドレス定義。
・A 各種ホスト名のIPアドレス定義。
・PTR IPアドレスに対応するホスト名を定義。
・CNAME 別名を定義。
・MX メールサーバーを定義。
・シリアルNOを増やす。
・サーバーなどを各種ホスト名へ割り付け。
■DNSの設定(FreeBSD)
1 named.boot
directory /etc/namedb
primary 0.0.127.IN-ADDR.ARPA db.127.0.0
primary uuu.gr.jp db.uuu
primary 0.221.226.210.IN-ADDR.ARPA db.210.226.221.0
cache . db.cache
2 db.127.0.0 (ローカルホストの逆引き)
@ IN SOA tome.uuu.gr.jp. xxx.uuu.gr.jp. ( 1 10800 3600 604800 86400 )
IN NS tome.uuu.gr.jp.
IN NS ns-tk021.yyy.ad.jp.
1.0.0.127.IN-ADDR.ARPA. IN PTR localhost.
3 db.210.226.221.0 (自ドメインの逆引き)
@ IN SOA tome.uuu.gr.jp. xxx.uuu.gr.jp. ( 2 10800 3600 604800 86400 )
IN NS tome.uuu.gr.jp.
IN NS ns-tk021.yyy.ad.jp.
2 IN PTR tome.uuu.gr.jp.
4 db.uuu (自ドメインの順正引き)
@ IN SOA tome.uuu.gr.jp. xxx.uuu.gr.jp. ( 5 10800 3600 604800 86400 )
IN NS tome.uuu.gr.jp.
IN NS ns-tk021.yyy.ad.jp.
localhost IN A 127.0.0.1
tome IN A 210.226.221.2
dns IN CNAME tome.uuu.gr.jp.
www IN CNAME tome.uuu.gr.jp.
uuu.gr.jp. IN MX 10 tome.uuu.gr.jp.
5 /etc/host
127.0.0.1 localhost.uuu.gr.jp localhost
210.226.221.2 tome.uuu.gr.jp dns www
192.168.1.4 woody.uuu.gr.jp woody
210.226.221.3 any.uuu.gr.jp any
●WWWサーバー(Apache)
■WWWサーバーの機能
・ホームページを格納しておき、要求があればその指定ページを送信する。
■WWWサーバーの構成
・プログラム
・usr/local/etc/apache
・設定ファイル
・httpd.conf
・srm.conf
・access.conf
・mime.types
・ホームページデータ類
・/usr/local/www/data
■WWWサーバーの設定(FreeBSD)
1 httpd.conf
・サーバー管理者のメールアドレスの設定
ServerAdmin をサーチで探して以下設定。
ServerAdmin wwwadmin@aaa.bbb.ccc
・サーバー名を設定。
ServerName をサーチで探して以下設定。
ServerAdmin www.aaa.bbb.ccc
・指定したアドレスにindex.htmlが存在しない時のディレクトリ一覧表示設定。
Options をサーチで探して以下設定。
Options Indexes Includes FollowSymLinks
(Indexesがあると表示。ないと表示しない。)
2 srm.conf
・ホームページの置き場所(ドキュメントルート)を設定
・www.aaa.bbb.ccc/index.htmlのページ
/usr/local/www をサーチで探して以下確認。
DocumentRoot /usr/local/www/data
(このディレクトリーにあるindex.htmlをページとみなす。)
・www.aaa.bbb.ccc/~userのページ
その数行下の以下確認。
UserDir public_html
(ユーザーのログインディレクトリのpublic_html、
ログインディレクトリーは/home/uuu )
・サーバーのディレクトリー表示時のアイコンを設定
/usr/local/www を次サーチで探して以下確認。
Alias /icons/ /usr/local/www/icons/
・cgiの置き場所を設定
/usr/local/www を次サーチで探して以下確認。
ScriptAlias /cgi-bin/ /usr/local/www/cgi-bin/
(/usr/local/www/cgi-bin/にあるcgiを/cgi-bin/で指定可能になる。)
3 access.conf
・ホームページの置き場所を設定
/usr/local/www をサーチで探して以下確認。
Directory /usr/local/www/data
4 mime.types
・ホームページファイルの属性設定
text/html をサーチで探して以下設定。
text/html html htm
(html と htmの属性ファイル)
●メールサーバー
■メールサーバーの機能
■メールサーバーの構成
■メールサーバーの設定
ーsendmail
1 設定ファイル作成
2 sendmailの再起動
3 DNSの設定
4 DNS(named)の再起動
5 sendmailサーバーのFreeBSDのmailによる動作確認。
6 pop3サーバーの立ち上げ
・設定ファイル確認
・ログファイルの作成
7 inetdの再起動
8 動作確認
・pcからアカントを作成し、メールの授受を行ってみる。
? メールサーバーのホスト名はPOSTに設定。
? あれ、とするとメールアドレスはこうなるの?
? xxx.post.dname.xx.jp
? 以下にするには?
? xxx.dname.xx.jp
? そもそもメールアドレスは何処でどの様に決まり、どの様に
? つかわれる?
? また、サブドメインって言うのは?
・SPAMメール対策
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