家庭内LAN ファイル簡易バックアップ
ホームネットワークに興味を持っており、それについての調査、学習、実際の
システム構築例です。どんどん変わっていきます。
従って、全ての内容を動作確認したものではありませんので、悪しからず。
ファイル簡易バックアップに関してのものです。
●目的と方法
・目的
簡単で、安く、システムのバックアップ、復旧。
・方法
#2ディスクに、#1ディスクの内容をコピーし、#1ディスク異常の場合に
手動で、#2ディスクを#1ディスクに変更し、システムを立ちげなおす。
●増設ハードディスクをつかったバックアップ、復旧実験
・目的
簡単で、安く、システムのバックアップ、復旧。
・方法
#2ディスクに、#1ディスクの内容をコピーし、#1ディスク異常の場合に
手動で、#2ディスクを#1ディスクに変更し、システムを立ちげなおす。
1 実験その1
#1、#2ディスクは2GBで,全く同じもの
Quantum社
2GB(2014MB) 4092cyl 16h 62s/t 512b/s
4124736レコード
PCは、OPT(愛称です)マシンでPENU200Mh。TurboLinux。
1 #1ディスクには、UNIXとDOSがおのののパーティションに
インストールされている。
2 DOSのFDISKコマンドで#1、#2ドライブをしっかり確認する。
*注意!。ドライブ1とドライブ2の設置、設定を間違えると
えらい事になる。
3 UNIXを立ち上げて、DDコマンドで、丸ごとコピー。
dd if=/dev/hda of=/dev/hdb
*注意!。コピー時、ソースとディストネーションの指定を間違えると
えらい事になる。
今回の場合、10分後に以下のシステムメッセージ
4124736+0 records in
4124736+0 records out
(レコード数がぴったり)
?10分で2GBコピーができた?
3 シャトダウン
4 ディスクのIDEジャンパーピンを変更し、#1(マスター)
#2(スレーブ)を入れ替える。
*ここで、ドライブ#2をはずすと、立ち上げ時にシステムから
SETUPユーティリティでBIOSの設定を修正するか(F2キー)?
そのまますすめるか(F1キー)?ときいてくる。
5 システムの電源を投入し、システムを立ちあげる。
6 結果
WIN
1 WINの起動は上手くいき、Cディスク とDディスクが
アクセス可能。
2 UNIXパーティションはもともと見えない。
3 #1と#2を変更後は、当然ながらC,Dディスクの内容は
いれ変わっているが、まったく同一内容。
UNIX
1 UNIXの起動も上手くいっている様子?
2 #1と#2を変更後は、当然ながら/dev/hdaと/dev/hdb
ディスクの内容は、いれ変わっているが、まったく同一内容。
2 実験その2
#1、#2ディスク容量が異なるもの
#1 Wd社
1,5GB(1549MB) 3148cyl 16h 62s/t 512b/s
3173184レコード
#2 Quantum社
2GB(2014MB) 4092cyl 16h 62s/t 512b/s
4124736レコード
PCは、TOME(愛称です)マシンでPENU130Mh。FreeBSD。
1 #1ディスクには、FreeBSD UNIXがインストールされている。
2 #1、#2ドライブをしっかり確認する。
*注意!。ドライブ1とドライブ2の設置、設定を間違えると
えらい事になる。
3 UNIXをシングルユーザーモード立ち上げて、
boot; ーs
(LILOを使用しての起動時は unix −s)
4 DDコマンドで、丸ごとコピー。
dd if=/dev/hd0 of=/dev/hd1
(ddはパスがとおっていない時は /bin/dd
KBタイプの認識がづれていると =キーは^キー)
*注意!。コピー時、ソースとディストネーションの指定を間違えると
えらい事になる。
今回の場合、4hかかっても(途中、散髪にいったが・・)終了しなかったので、
4h過ぎでギブアップ。以下のメッセージ。
2760948+0 records in
2760948+0 records out
(512b/rで計算してみると、およそ 1,4GB。あと少しだったか!
単純計算すると 31;27=XX;4h XX=4,5h)
?何故、同タイプでないドライブのddは時間がかかるのか?
?そもそもシリンダー数が違うものをddがコピーできるのか?
5 シャトダウン
6 ディスクのIDEジャンパーピンを変更し、#1(マスター)
#2(スレーブ)を入れ替える。
*ここで、ドライブ#2をはずすと、立ち上げ時にシステムから
SETUPユーティリティでBIOSの設定を修正するか(F2キー)?
そのまますすめるか(F1キー)?ときいてくる。
7 システムの電源を投入し、システムを立ちあげる。
8 結果
1 NG ファイルシステムの異常がたくさん。
*実は、ddする時に、シングルユーザーモード立ち上げにするの
を忘れていた。ddも途中だし、あたりまえか!
3 実験その3
実験その2の改良版
1、2 は同じ。
3 UNIXをシングルモード立ち上げ
また、イーサーネットをはずして
boot; ーs
(LILOを使用しての起動時は unix −s)
4 DDコマンドで、ブロックサイズを10mにして、丸ごとコピー。
dd if=/dev/wd0 of=/dev/wd1 bs=10m
(ddはパスがとおっていない時は /bin/dd
KBタイプの認識がづれていると =キーは^キー)
*注意!。コピー時、ソースとディストネーションの指定を間違えると
えらい事になる。
1.6GBのディスクの場合
23分後に以下のメッセージで終了。
154+1 records in
154+1 records out
1624670208 bytes transferred in 1384.xxx secs
(1173678 bytes/sec)
2GBのディスクの場合
30分後に以下のメッセージで終了。
201+1 records in
201+1 records out
2111864832 bytes transferred in 1718.689247 secs
(1228765 bytes/sec)
5 シャトダウン
shutdown −h now
6 ディスクのIDEジャンパーピンを変更し、#1(マスター)
#2(スレーブ)を入れ替える。
*ここで、ドライブ#2をはずすと、立ち上げ時にシステムから
SETUPユーティリティでBIOSの設定を修正するか(F2キー)?
そのまますすめるか(F1キー)?ときいてくる。
7 システムの電源を投入し、システムを立ちあげる。
8 結果
・上手く立ちあがった。成功! 成功!
・イーサーネットを接続して、他PCで、WEBとメールを読んでみると
OK。実はTOMEマシンはインターネットサーバーなのです。
* WEBは読み出しだからいいとしても、この時に新メールがきたら、
こちら側に取り込んでしまう。
* メールはどこに取り込まれるの?
* 内臓ディスクを2台にすると、共鳴してか、ウーンウーンと響き、
うるさくなった。階下迄響いた。PCの下にゴム板を置く。
* カーネルのドライバー情報の変更は立ち上げ時に boot; −c
●参考
1 FreeBSDの管理上のパーティション名
1 ディスク全体構成
ディスクースライスーパーティション
−パーティション
ースライスーパーティション
−パーティション
スライス;OS毎?
2 特別な意味があるパーティション名
a ルートパーティション
b スワップ
c スライス全体
d (ディスク全体) 現在では使われていない。
3 ユーザーが自由に作れるパーティション名
e から
2 ディスクデバイス名(FreeBSDで私のPCの場合)
・キャラクタデバイス 1バイト単位アクセス可能なデバイス。
・ブロックデバイス 固まり単位でのアクセス可能なデバイス。
・ローデバイス バッファを使わずに、直接アクセスするデバイス。
デバイス名にrが付く。
・/dev/wd0
/dev/wd0a
/dev/wd0b
/dev/wd0c
/dev/wd0s1 / 用
/dev/wd0s2 swap 用
/dev/wd0s3 /usr 用
/dev/wd0s4 /var 用
/dev/wd0s1a /
/dev/wd0s2b swap
/dev/wd0s3e /usr
/dev/wd0s4e /var
・/dev/rwd0 rが付くとローデバイス
/dev/rwd0a
/dev/rwd0b
/dev/rwd0c
/dev/rwd0s1
/dev/rwd0s2
/dev/rwd0s3
3 IDEインターフェース
1 構造
以下のように、合計4台のIDEインタフェース機器が接続可能。
l−プライマリー −−−−マスター −−○#1
l l
l −−スレーブ −−○#2
l−セカンダリー −−−−マスター −−○#3
l
−−スレーブ −−○#4
・プライマリーとセカンダリーはケーブルが別。
・マスターとスレーブは同じケーブルで、芋づる接続。
・一般には、#1にハードディスク、#3にCD−ROMが接続されている。
2 ケーブル
一般には以下。
−−−−−−−−ll−−−−−−−ll
−−−−−−−−ll−−−−−−−ll
CPUバス側−−−−−−−−ll−−−−−−−ll
−−−−−−−−ll−−−−−−−ll
スレーブ マスター
コネクタ コネクタ
3 機器側ジャンパーピン
・マスター マスター
・スレーブ スレーブ
・ケーブルセレクト 機器のケーブル接続場所でマスター/スレーブが決まる。
4 サーバーの時間起動プログラム
−この時間には、サーバーを止めない様にする。
・毎日 午前 0時15分 日報プログラム
・毎月 1日 午前 3時30分 月報プログラム
5 関連UNIXコマンド
1 dd
ディスクイメージデータの変換、転送。
2 dmesg
システムの立ち上げ時に出力するハードウエア関連メッセージを表示。
3 df
ディスクファイルの空き状況表示。
4 du
ディスクファイルの使用状況表示。
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