家庭内LAN ケーブル配線
ホームネットワークに興味を持っており、それについての調査、学習、実際の
システム構築例です。どんどん変わっていきます。
従って、内容を動作確認したものではありませんので、悪しからず。
家庭内LAN、ホームイントラネットのケーブル配線方法です。
●家庭内LANのネットワークケーブル配線
・家庭でのネットワークケーブル配線の良い方法は?
・部屋間のケーブルの引き回しを考えるとバス型接続が良いのですが。
・ツリー型(HUB)形式では、サーバーの部屋から各部屋にケーブル
がでる事になり、実質配線が困難。
・HUB間はクロスケーブル使えばいくらでも接続可能?
4段迄のよう。一般ポート同士の接続はクロスケーブルで行う。
・我が家は方法4です。
■方法1 10BASE−Tでの蛸足(ツリー構造)配線
■センターHUB
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□ □ □ □ □ ローカルHUB
・各部屋にHUBを設置
・全体HUBから10BASE−Tでツリー構造で部屋HUBを接続。
・一つの部屋から複数の部屋に向かって蛸足ケーブル配線が必要。
**部屋間配線が多くて無理!
■方法2 10BASE−2での芋づる配線
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・各部屋に10BASE−2コネクタ付きHUBを設置。
・10BASE−2で部屋間接続する。
・部屋間配線は芋づるの一つで済む。
**ベスト!但し10BASE−2の部分が将来の100MBps
グレードアップ時に課題となる。
■方法3 10BASE−Tでの芋づる(カスケード)配線
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・各部屋にHUBを設置。
・それらを10BASE−Tでカスケード接続して部屋間接続。
・部屋間配線は芋づるの一つで済むが、接続可能段数によって接続部屋
数が制限される。HUBのカスケード接続は4段迄可能。
**接続部屋数に限りがある
■方法4 10BASE−Tでの蛸足+芋づる配
■センターHUB
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・各部屋にHUBを設置
・一段目は蛸足(ツリー構造)で2段目と3段目を芋づる(カスケード)接続する。
7つの部屋迄接続できる。
・2つの部屋への蛸足配線が一ケ所で後は芋づる配線となる。
・現在ポートが不要な部屋はHUBを接続する代わりに、ストレートケーブル
で短絡して置く。
**現実的
●家庭内LAN配線実施
99/8/8
・我が家では建築の時に「各部屋にTEL回線を設置」仕様となっていました。つ
まり各部屋間に直径1,5cm程度のじゃばら風のビニールパイプが通っており
各部屋にはそれらを接続したBOXが壁に埋め込まれており、それにコンセント
のようなプラスティックのふたがしてありました。そのしくみを利用しました。
・ふたも2口、3口用のものと交換。日曜大工センターで売っています。
・家庭内LANの配線は、蛸足ケーブル配線は無理で、方法4の芋づる配線
で行いました。
・10BASE−Tケーブルは結構太く、複数配線は無理だった。
・しかし、各部屋に、入りと出の2つのジャックが必要です。
・使わない時には、ストレートケーブルで、接続しておけば良い。
・5つの部屋では、HUBが3つは必要。
・先ずは屋内配線用の蛇腹にケーブルをとうすのですが、結構大変。
・先導用の針金は50mの長さで1万円し、高価。
・お店のおじさんが教えてくれました、10mぐらいの長さで良いのなら
パイプクリーナー(パイプが詰まった時に通すもの)をつかったら?
15mで3000円。
・パイプクリーナーの先頭を丸く加工。
・10BASE−T用のケーブルって、摩擦係数が多きそうでなかなかスム
−スに通らない。食用油をうすく塗りました。すんなり。
・その後に10BASE−Tケーブルのプラグを取りつけるのにも苦労。
・専用工具。
・ピン配置が大変。
・10BASE−Tのストレートケーブルって、ジャックからみたらストレート
であり、ケーブル内部配線はクロスしているのですね。
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